ミノリガタリ

1億円貯めて自給自足生活を目指すオッサンの闘いの記録

今の農業は時代遅れって、まだわからないの?

農作物に限った話じゃないけど、均質な物を大量生産して大量消費させるって時代はとっくの昔に終わってます。

 

これからは高品質の物は高く、低価格にできるものは徹底的に安くするっていう時代。

 

 農業においては、なぜかその考えが全く浸透していない。

 

「無農薬栽培なんてできっこない」

 

「新しい事に挑戦して失敗したら、近所から笑われる」

 

って声のオンパレード。

 

それもそのはず。

 

農業の中心はずーっと地元の農協におんぶで抱っこでやってきた65歳以上のお爺ちゃんお婆ちゃんだから。

 

もうスゴイよ。

農業人口の63%が65歳以上。

 

年金貰いながら、だらだらやってるところがほとんど。

 

自分の代で終わろうと思ってるところがほとんどだから、今更新しい農法にチャレンジしたりしない。

 

収支が悪ければ立場の弱い若手農協職員に文句言ってストレス発散しとけばいいし。

 

本来なら時間はかかるけど、新しい生産方法や新しい作物を研究したり、すでに良いものを作ってる自負があるなら買い手を探したりすることで、収支を確保しないといけない。

 

でもスケジュール的にも、年齢的にも新しい事に挑戦するのは難しい。

 

そういう部分を農協なり役所なりがカバーしなきゃいけないんだけど、所詮お役所仕事で能力のない人たちが集まってるから、現状維持で精一杯。

 

悲惨だよ、ホントに。

 

10年後、農業の中心の63%が後期高齢者になる。

 

それまでに戦力になる若手農業者を呼び込めるか。

 

国はまだ効果的な制度を作り出せてはいない。