「ルール」や「常識」は大勢のためにあるんじゃなくてそれを設定した人たちのためにある
平たく言うと、
常識を疑え
という内容の本でした。
武道の世界でもよく聞く言葉なんですが、
「子供の感性を残しておく」
ことは、この0ベース思考の中でも重要なようです。
一般的には大人になるにつれて、できることが増えるように言われています。
ただ大人は認めたくないのか、大人になってできなくなってしまったことについてはあんまり議論されません。
別に子供が大人よりも優れているとは言いませんが、大人になって当たり前だとか、知っていると思っていたことを子供のように
「なんで?どうして?」
の視点で考えると、思わぬアイデアが浮かんでくるし、心も軽くなります。
よくよく考えたら、悩む必要もない事とか結構あるでしょ?
盲目的に
「お上に従え」
の風習がある日本人にはいい薬になるんじゃないでしょうか?
こういう本のもったいないところは、あらかじめ常識に何かしら疑問を持っている人じゃないと読もうともしないところ。
やはり、ゴミ情報でも楽に摂取できるテレビの力にはまだまだ勝てないってことなのか・・・