ミノリガタリ

1億円貯めて自給自足生活を目指すオッサンの闘いの記録

熊本地震から半年、震災時に本当に必要だったもの

要らないものが多すぎる

 

熊本地震から半年が経ちましたね。

 

良くも悪くも、震災の記憶はかなりの速度で薄れてきているように感じます。

 

まあ、この半年間に色々ありすぎて思い出してるヒマがなかったと言った方が正確かもしれません。

 

半年たったということで、忘れないためにも震災時から避難時に

「これ持っててよかった」

「あれ持ってりゃよかった」

と思ったものをまとめておこうと思います。

 

①懐中電灯

震災が起きた時が前震本震ともに夜だったため、明かりがないと何も見えず苦労しました。

 

出来れば頭に付けるタイプのライトだと両手が空くので良いと思います。非常時に片手が塞がるのは危険ですし、行動のスピードも制限されてしまいます。

 

僕は自転車の太陽電池ライトを手に持ったり口にくわえたりして使っていました。

電池のことも考えないでいいし、ポケットに入れておけるしで、個人的にはかなり重宝しました。

 

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衛生的には良くないんでしょうが、口にくわえる使い方はかなりオススメw

 

あと、

スマホがあるからいいや」

って人はダメです。

 

貴重な情報や、家族や友人と連絡を取るための命綱の電源をそんな簡単に消費してはいけません。

 

固定もできないから、スマホのライトは本当に光源が無い時でもないと使えません。

 

 

②大きめの自家用車

被災時に仕事用の車で外に出ていたので、そのまま車中泊できました。

 

うちのはトヨタのウィッシュなんですが、後ろのシートを倒せば大人二人が寝られるスペースが確保できます。

 

他の人が避難所の狭くてプライバシーもない空間でストレスを溜めている間に、悠々とくつろいでいました。

 

正直、車が無かったらと思うとぞっとします。

大きな営業車を与えてくれたという点においては会社に感謝しています。

 

あと、車には常に携帯電話の充電コードを積んでおくことをお勧めします。

それだけでモバイルバッテリーとかを持ち歩く手間が省けます。

 

 

 

③水

正直に言って、食べ物は1~2日無くても困りません。

 

各自治体に備蓄もあるので、完全に孤立しない限りは食糧が無くて生命の危機に晒されることはないでしょう。

 

それよりも水です。

 

水も備蓄があるとはいえ、圧倒的に量が少ないです。

 

しかも、避難所で配られる非常食は乾パンなどの乾きものが多く、避難時初期に配られる食糧はほぼ100%パンです。

 

めちゃくちゃ喉が渇きます。

 

自宅や仕事場、自家用車など複数カ所に分けて準備しておくといいでしょう。

 

 

 

⓸ラジオ

車があれば要らないんですけど、情報源はラジオに限るとはっきりわかりました。

 

これは別の記事として上げようと思うんですが、インターネットやテレビはやっぱりダメです。

 

見ている人が全国レベルなので、数字を取るために全国で見ている視聴者が喜ぶ情報を優先していると思いました。

 

情報速度も遅いし。

 

地元のラジオ局の情報が一番早くて、一番正確で、一番役に立ちました。

 

 

 

⑤心構え

「日本は地震大国」

これ、テストに出ます。

 

いつ地震が起きてもおかしくないし、地震予測なんてクソの役にも立たないという事を覚えておいてください。

 

熊本地震が起きるまで、熊本の地震危険度は最低レベルだったのを忘れないでください。

 

あと、地震が他の災害と違うのは突然やってくるという事。

ゲリラ豪雨よりもよっぽどゲリラ的にやってきます。

 

いつ来てもいいように最低限の準備は必要です。

・・・いつこられても困るけど。

 

あと、ホームセンターとかでリュックタイプの防災セットが売っていますが、マジで要らないと思います。少なくとも最初に逃げ出すときには邪魔にしかならないと思います。

だって重いもん。

 

あってもいいと思いますが、本当にすぐに逃げないといけないときは水と懐中電灯とラジオだけでいいんじゃないかな?

 

後のものは2~3日したら支援物資として届きますからね。

 

どうもこういうのって、商売のにおいがするんですよね。

 

要るものを準備しておくことも必要ですが、要らないものを置いていく勇気も必要だと思うのです。