ダマされないで!オーガニック野菜の裏側
オーガニックが悪いわけではないのです
健康志向の高まりからか、「無農薬」や「オーガニック(有機)」の米や野菜、それを使った料理を売りにしているお店などを見かけます。
その事自体は悪いことではないのですが、これらの付加価値がつくとどうしても一般のものよりお値段が上がってしまうのが世の常。
せっかく高いお値段を払うなら、美味しく頂きたいですよね。
ですが残念な事に、無農薬やオーガニックを謳って不当に高い値段をつけているお店もあります。
そんな手にダマされないために、オーガニックの正しい知識を身につけましょう!
野菜の種類を見極める
野菜は種類によって、様々な特徴があり無農薬でも当然のように育ってくれるものがあります。
そういう野菜はわざわざ無農薬と言っていないお店でも、無農薬、オーガニックのものが食べられます。
そんな野菜をドヤ顔で
「オーガニック野菜のサラダです」
と、出してきて、挙げ句の果てに高い料金を請求されたなら怒っていいと思います。
無農薬が当たり前なお野菜はこちら
1.キノコ類
まあ、野菜かどうかは微妙なところですが…
キノコは正確に言うと植物ではなく、菌類(カビとかと一緒!)なので、農薬をかけると死んでしまいます。
なので、キノコはどこで買ってもどこで食べても無農薬です。やったね。
2.もやし、豆苗などのスプラウト類
ダイエットなどで話題になった「ブロッコリースプラウト」など、芽吹いてすぐの状態で頂くスプラウト類。
これらは栽培期間が短く、単価も安いため農薬をかけると逆に大損になってしまいます。
そのためこちらも市場に出回っているものは100%無農薬と言っていいでしょう。
また、ベビーリーフなどもスプラウトほどではないですが出荷までの期間が短いため、無農薬のものが手に入りやすいです。
これらの野菜ばかり使って、「オーガニック」や「無農薬」を謳っているメニューやお店には、わざわざ高いお金を払う必要もないでしょう。
抜群に味が良ければ話は別ですが。
この他にも、比較的安価で簡単に手に入る無農薬野菜は結構あります。
そういうものを多用しておいて、オーガニックなどと称して値段を釣り上げるのはいかがなものかと思います。
もし他にも
「無農薬で簡単に手に入るよ!」
てな野菜があれば、お教え下さい。
逆にいうとそういう野菜は自宅でも無農薬で簡単に作れるはずです。
まずは自分で作って体験してみましょう。
それがダマされないための第一歩です。