【二度読み必須】映画とは全然ちがう漫画版「風の谷のナウシカ」の真実
もっと早くに読んでおけばよかった・・・
ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版)
「風の谷のナウシカって映画でやってるのは原作のほんの一部なんだよ」
という噂を聞いて、いつか読みたいと思っていた原作漫画。
読みたいと思ってから実に8年越しでようやく読みました。
今までは読んだことがある友人にどんな感じだったか聞いても、
「色々あるけど、映画とは違う」
とか、
「とりあえず自分で読め」
というそっけない返事。
当時は「ちゃんと説明してくれ!」と喚いたものです。
ただ読んだ自分が改めて読んでない頃の自分に説明するとしたら、やっぱり
「早く読め」
という感想になってしまいますww
なんというか内容を一言で言い表すなんてできないし、正直一回読んだだけでは理解できない部分も多いのです。
それだけ重厚な内容になっております。
映画ではナウシカは「聖女」のような優しい、正義の女性として描かれています。
しかし漫画版では、「最後にナウシカのしたことは本当に正しかったのか?」と考えさせられます。
今の漫画に多い作者からの一方的なメッセージではなく、色々な見方ができる漫画です。
それぞれのキャラクターについても掘り下げられていて、ナウシカ以外のキャラにむしろ感情移入させられます。
ユパさま・・・
よく
「映画は漫画版の2~3巻分までの内容しかない」
と言われますがそもそもそれが間違いで、世界観やキャラは共通しているものの、途中からは全くの別物と思って読んだ方がしっくりくるかもしれません。
みんながよく真似する、クシャナ殿下の
「薙ぎ払え!」
などの巨神兵を使うシーンもありませんしw
人間とは何か、生きるとはどういうことかを考えさせられる作品です。
とりあえず2回目読んでます。
まずは自分の目で確かめてください。