パパも絶対取るべき育児休暇!メリット・デメリットとオススメ取得時期を解説!
20万以上のお小遣い!?
どうも、一児の父(32)です。
政府は男性の育休を推奨しているとはいえ、まだまだ育休を取ることに抵抗があるパパも多いと思います。
僕の会社も、この令和時代にあって未だに平成どころか昭和のかほり漂う社風。
上司に育児休業申請書を渡しに行く時もドキドキでした。
今回は僕のような
「育休を取った方が家族のためになるのはわかるけど…」
というパパの背中を押す為に、メリットとデメリットを2,3個ずつ挙げてみました。
メリットは主に金銭的なもの中心です。笑
奥様方は育休に踏ん切りがつかないパパの説得材料に使ってみて下さい。
ちなみに当然ですが金銭メリットは女性も同じです。
僕は育休関係でトータル25万以上得をしました!
あなたもお得な制度を活用して、家庭を円満にしていきましょう!
育休を取って良かったこと
取得月の社会保険料が免除!
金銭的に一番大きいメリットです。
社会保険料はサラリーマンなら給料から天引きされている「雇用保険」「健康保険」「厚生年金」の事。
いわば税金のようなもので、会社経由で国に収めているお金です。
育児休業制度を利用すると、制度利用月の健康保険と厚生年金の支払いが免除されるんです!!
さらにこの制度、ボーナスにも適応されます!
社会保険料は収入が多いほど多く取られるので、ボーナス時には特に大きな金額が天引きされているはずです。
なのでボーナス月に育休を取った場合、より多くの社会保険料の支払いが免除されるのです!
ボーナス月を外す手はないですね。
僕の場合、前年のボーナス時の健康保険と厚生年金の支払額は合計で12万ほどでした。
育休取得時はこれを丸々支払わなくて良くなったので、これだけで12万得した事になります。
MacBook Air買えますよ。
さらに通常の給料分の社会保険料も免除されるので、僕の場合は合計で約17万の節約に成功しました!
普通に1カ月の手取りに近い金額が手に入りました。
育児休業給付金が支給!
支給まで少しタイムラグがあるんですが、育児休業を取得した日数に応じて支払われる育児休業給付金というものがあります。
「日額給料×育休日数×67%」で算出されるこの給付金。
ポイントは土日などの休日も育休取得日に換算される事!
例えば祝日の多い2021年5月に1カ月間育休を取ったとしましょう。
実際に働くはずの平日は18日間だけですが、給付金の対象になるのは1カ月丸々31日!
仕事への影響は18日で済むのに、給付金は31日分支払われるのです。
何このチート。
僕の場合は2020年末から2021年始にかけて14日間育休を取りました。
しかし年末年始は会社自体が休みということもあったので、実際に仕事を休んだのは3日だけ。
でも支払われた給付金は14日分の約10万円!
社会保険料の免除分と合わせて手取りは約27万増。
3日休んで30万円近く補助される。
日本もまだまだ捨てたもんじゃないですね。
育児休業給付金について詳しくはこちら↓
https://www.reloclub.jp/relotimes/article/10097
家庭をアップデートできる
育休を取って平日に家事をすると普段見えてこない事に気付きます。
僕の場合は
「今まで妻にこんな負担を押し付けていたのか」
という事に気付かされました。
ワンオペで育児と家事をやると自分の時間が皆無で、1人になる時間を意識的に作らないといけない。
とかですね。
問題を発見する事で対策を打つ事ができ、家庭にひそむ問題を解決に導く事ができます。
メリットいっぱいの育休取得ですが、デメリットも見ておきましょう。
育休のデメリット
単純に仕事が止まる
育休中は仕事を休んでいるわけなので、純粋に仕事が止まります。
特に長期間育休を取る場合は
・キリの良いところまで仕事を終わらせておく
・引き継ぎをしっかりしておく
最低限以上のことをしっかりしておきましょう。
さもないと育休中なのに仕事の連絡があったり、育休明けにカオスになった職場に戻ることになります…
欠勤扱いになる
あまりデメリットにはなりませんが、念の為頭に入れておかないといけません。
育休期間中は当然働いていないので、ほとんどの会社では給料が出ません。
ただしこれは前出の育児休業給付金の土日祝日分で十二分にカバーできますので、あまり気にする必要はないでしょう。
おススメ取得月
以上のメリットとデメリットを総合して考えるとオススメ取得月はズバリ
「年末年始」
です!
これによるメリットは
・12月のボーナス分の社会保険料免除
・12月、1月給与分の社会保険料免除
・育児休業給付金(年末年始で本来休みだった日の分も支払われる)
・通常のラッシュを避けて移動できる
といったところでしょうか。
年末は仕事が忙しくて無理!
という方は上と同じ理由で5、6月の取得もオススメです。
まとめ
実は育休には1カ月の手取り並かそれ以上の金銭メリットがあります。
僕の場合は年末年始に3日間仕事を休んだだけで、
・社会保険料免除:約17万
・育児休業給付金:約10万
合計約27万の金銭的メリットがありました!
子育てにはお金がかかります。
育児休業関わる金銭メリットは国民の当然の権利です!
お得な制度を理解して積極的に活用していきましょう!