ミノリガタリ

1億円貯めて自給自足生活を目指すオッサンの闘いの記録

今が旬!熊本名産デコポンの選び方ときれいな剥き方

今シーズンは良作

 

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ちょっとぶちゃいくな姿の、大玉ミカンのデコポン

 

熊本県が生産日本一ィィィ!

を誇ります。

 

冬に入って本格的な出荷シーズンが到来したデコポンですが、デコポンのでこ

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を見ても、おいしいかどうかわかりません・・・

 

でこがちゃんと出ているやつの方が見た目が良いので高値が付くんですが、そんなんで騙されてはいけません!

 

選ぶ基準はただ一つ、「デコポン」と表示されているものを選べば良いのです!

 

 

 

・・・ハイ、今確実に「コイツ頭おかしい」と思いましたね。

 

大丈夫です、最後まで読んでください。

 

そもそも「デコポン」とは正確な品種名ではありません。

 

本当は育種された熊本県不知火町の地名から取られた

「不知火」

と言います。

 

なんかデコポンよりも本名の方がかっこいいです。

 

その不知火の中で、光センサーで糖度とクエン酸含量の値をクリアしたエリートたちが「デコポン」として市場に流通しているのです。

 

デコポンは品種名じゃなくて、ブランド名なのです。

 

なので、

「デコってる」

とか、

「つやがいい」

とかじゃなくて、

デコポン

と表示されているものを選べばよいのです。

 

残念ながら糖度とクエン酸が一定値をクリアしなかったものは、「不知火」として店頭に出回ることになります。

 

ま、今のところ今シーズンは出来が良いそうなのでそれでも十分甘いと思いますけどね。

 

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こんなキャラがいたり、

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こんなシールが貼ってあったりすると信用度が増します。

 

きちんとした出荷場を通ってきた証拠ですから。

 

さて、そんな買ってきたデコポンをおいしく食べるには、まずはやっぱり生で食べてほしいです。

 

実が大きく、皮が分厚いので、オレンジのようにいきなり包丁で切ってしまいそうなんですが、デコポンにはその形を活かした独自の剥き方があります。

 

簡単です。

 

①でこをむしります

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チャームポイントをいきなりもがれたデコポンはなぜか悲しげです。

 

②でこのあった部分から皮を剥いていくだけ

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デコポンは実がぷりぷりに詰まっているので、ミカン特有の白いスジも食べていてあまり気になりません。

 

それでも気になる方は、他のミカン同様あたま(でこ)の方からお尻の方に向かって引っ張っていくときれいに取れます。

 

スーパーでデコポンを見かけたら、ちょっと得意気に自慢してみましょう。

「武士道とは死ぬことと見つけたり」は嘘?!新渡戸稲造の「武士道」にはそんな事書いてない

生きるのと死ぬの、どっちがつらい?

 

武士道 (PHP文庫)

 

学生の頃に読んだ時には、いまいちよくわからなかった「武士道」の考え方。

 

ここ最近、生きる意味とか理由とかを考えててふと思い至ったのが武士道。

 

「武士道とは死ぬことと見つけたり」

とは、あまりにも有名な一節ですが、これは佐賀藩の「葉隠」という書物に記された一節で、武士道全体の一解釈に過ぎません。

 

仏教キリスト教イスラム教などの宗教に様々な解釈があって、様々な宗派に分かれてしまっているのと同じです。

 

武士道と言っても、地域や時代によって様々な捉えたかがあったのです。

 

ではなぜ、佐賀藩という一地域の書物の一節がこれ程有名になっているのか?

 

おそらく、武士道の事を全く知らない人にもわかりやすいからでしょう。

 

武士道の基本はざっくり言うと「易きに流されない」事です。

 

「武士道」を読んだ僕の解釈ですが…

 

敢えて困難な道を行く人を賞賛し、武士はそれを名誉と考えていました。

 

普通なら生き延びたいけど、誰かのため何かのために敢えて腹を切ってみせる。

 

この部分だけ見れば、確かに

「武士道とは死ぬことと見つけたり」

と言うことになります。

 

しかし、何のためでもなくただ生きる苦しみから逃れるためや、しょうもない理由で死ぬ場合は「犬死」として軽蔑されていたそうです。

 

なので、生きるのがつらくて死んだ方がマシだと思うような時は

「武士道とは生きることと見つけたり」

と言ってもいいわけです。

 

これは生き死にの話だけじゃなくて、普段の生活でもつい楽をしてしまいそうな時にも同じことが言えます。

 

敢えて、つらい道を選ぶ。

 

その行為によって、武士は己の品格や徳を高めたようです。

 

日本人なら一度は読んでおきたい一冊ですね。 

 

妻に愛人の世話されるのってどんな気持ちなんだろう…功名が辻3巻は千代のかかあ無双

現代風戦国ホームドラマ

 

功名が辻(三) (文春文庫)

功名が辻(三) (文春文庫)

 

一豊様、完全に手綱握られてますやん…

 

1巻と2巻では、まだ輝きを見せていた山内対馬守一豊。

 

3巻では主人公(仮)です。

 

3巻の主役は完全に千代様。

 

主人の留守中は家臣団を指揮したり、主人自身に指示したり、果ては主人の愛人探しにまで奔走します。

 

家臣ももはや、一豊よりも千代のいう事を優先させるような勢いです。

 

やはり、いつの世も家庭でも家庭では女性の方が強くなってしまうのでしょうか?

 

男としては切ないです…

 

千代様のすごいところは、自分ができる女だと自覚していながらも決して一豊よりも出しゃばらないところ。

 

どんな時にでも一豊を立てて、家臣団にもそう言い聞かせます。

 

女性に限らず、本当に出来る人は違いますね。

 

千代様は本当にいい女です。

 

物語的には上司の秀吉が死んで、大混乱の時期。

 

一豊は千代と相談して家康方につく事を決意します。

 

大阪で留守を守っていた千代はあわや石田方の人質に取られかけます。

 

当時最強と言われていた上杉軍との戦闘を前にしていた一豊は、自身の戦力低下を覚悟して優秀な部下を千代救出に向かわせます。

 

ここ、一豊がかっこいい場面です。ほぼ唯一。

 

最終第4巻で、果たして千代は大阪を脱出できるのか?

 

ついでに、「真田丸」でやってたから大体わかるけど、秀頼擁する石田・上杉方と一豊属する徳川方どっちが勝つのか?

 

続き物は終わりに近づくのが寂しいですね。

読み始めたら止められない、黄金回転〜ジョジョ7部steel ball run〜

他にはない、メッセージがある

 

STEEL BALL RUN ―ジョジョの奇妙な冒険Part7 コミック  全24巻 完結セット (ジャンプコミックス)

STEEL BALL RUN ―ジョジョの奇妙な冒険Part7 コミック 全24巻 完結セット (ジャンプコミックス)

 

大学の時に集めて、2〜3年おきに通して読んでいますが、まあ面白い!

 

ちょいちょい設定的に「?」と思うところもあるんですが、それを感じさせないぐらいのパワーで物語が進んでいきます。

 

お馴染みのスタンドバトルも良いんですが、何度読んでも新しい発見があるのはキャラクターの生き方から発せられる強いメッセージがあるあるからなのです。

 

その辺がそこらへんのバトルマンガとは違います。

 

今までのジョジョと大きく違うのは、そのキャラが善なのか悪なのか見方によって大きく異なるところ。

 

正直、主人公のジョニィ・ジョースターですら善なのかどうか読めば読むほどわからなくなります。

 

作品全体からのメッセージも一つではなくて、全体から様々な教訓を得ることができます。

 

悪く言えばごちゃごちゃしてますが、そのごちゃごちゃ感がキャラクター達に人間味を与えてくれています。

 

読み取れる教訓も、みんなが同じ受け取り方をするような薄っぺらいものじゃなくて、その人のその時の精神状態によって千差万別のはず。

 

実際僕も何度も読んでいますが、その度に微妙に感想が違ってきています。

 

まあ、お正月で時間を持て余してるならいい暇つぶしになりますよ。

 

同じ事の繰り返ししかしないTVをボーッと観てるより、有意義に過ごせる事でしょう。

 

 

消費者として農協改革をどう見ればいいか

自民党のための農協改革

 

少し落ち着きましたが、少し前まで騒がれていた「農協改革」や「全農改革」。

 

なぜ、改革が必要なのか?

 

農業をしていない一般消費者にどのような影響があるのか?

 

結論から言うと、改革は必要ないですし消費者に影響はほとんどありません。

 

じゃあ、なぜ政府は躍起になって改革を推し進めようとするのか?

 

それは

「農家が減ると自民党の得票数が減るから」

です。

 

自民党の主な支援団体は日本医師会、そして全農(JAグループ)です。

 

JAグループから立候補する議員は自分の基盤である、地元のJAに選挙の応援要請をかけます。

 

時にはお金をばら撒きます。

 

地元の農家さんたちは、

「自分たちの利益が守られるなら…」

と、地元のJAグループから立候補した候補者に投票します。

 

ニュースで話題になった「農林族議員」とはこの人たちの事を指します。

 

この人たちは、地元の農家や農協の利益を守るために国会で発言したり、政治活動を行います。

 

もしここで、高齢化のために農家が減ったり、多くの農家に不利になるような政策を打ち出したりすると、自民党に票が集まらなくなり議席が確保できなくなります。

 

なので、政府はTPPについてはコメだけ特別扱いしたり、補助金ジャブジャブ出したり、肥料代や農薬代を安くさせようとして、 農業関係の票の獲得に必死なわけです。

 

農業は特殊な産業なので、農業だけ手厚く保護しても一般消費者は

「そんなもんか」

としか思えません。

 

そのため、反発も出ないのである意味やりたい放題なのです。

 

じゃあ、一般消費者はどうすればいいの?

 

と聞かれそうですが、しばらくは今まで通りでいいと思います。

 

できるなら、農業関係のニュースに興味を持って、農業体験をしてみたり、「農」を身近に感じて欲しいです。

 

家庭菜園始めるとかでもいいと思います。

 

農を身近に感じて、上っ面の情報に騙されないようになって下さい。

東国原さんがいなくなってもまだまだ元気!「みやざきコンスマガイド」が面白い!

来んね、住まんね

 

宮崎弁で「来てみて、住んでみて」という意味。

 

それを略して「コンスマ」

みやざきコンスマガイド

なんだかポップな感じで楽しそうです。

 

個人的には、VOICE2のトマト農家新門さんのお話に興味津々です!

 

いつか、宮崎に遊びに行きたいな~

 

こういう、ちゃんと自分の生活スタイルに合わせた農業で生計を立てている人もいるのに、なんで

「農業では生活できない」

っていうイメージが先行しているんでしょうか?

 

農業や田舎の悪い側面ばかり強調するんじゃなくて、こういう明るい面を前面に押し出していけたら、農業の後継者問題も解決する方向にむかうんじゃないかな・・・

 

まあ細かいことは別の機会にして、宮崎県や農業、田舎暮らしに興味がある方は

「みやざきコンスマガイド」

見てみても損しないと思いますよ。

 

・・・自分、宮崎県民じゃないですけど。

まるで現代のよう・・・「功名が辻」二巻が戦国サラリーマンだった・・・

息抜きのつもりが・・・

 

功名が辻(二) (文春文庫)

功名が辻」1巻は戦国ラブストーリーだったのですが、2巻は島耕作並みのサラリーマン物語でした。

 

上司(羽柴秀吉)のご機嫌を取るために奔走したり、サラリーマン(御家人)が嫌になって脱サラ(出家)しようとしたり、嫁(千代)が夫のために上司の嫁(北政所)の機嫌を取りに行ったり・・・

 

日本人て、戦国時代から社畜の素養があったんですね・・・

 

もうこれは民族性と割り切って考えるしかないのでしょうか?

 

ウチの会社も秀吉みたく天下取ってくれないかな・・・

 

そしたら尽しがいがあるのに。

 

頑張れ、伊右衛門・・・!

 

そして頑張れ俺・・・お千代様はいないけど・・・!