【無農薬栽培=時代遅れ?】実は進んでいる有機栽培技術
「常識」の方が時代遅れ
6月も行ってきましたよ、「人吉球磨有機農業勉強会」。
人吉球磨有機農業勉強会HP↓
https://www.facebook.com/yuki.hity90/
「有機農業」や「無農薬栽培」と聞くと、よく言えば「昔ながら」とか「手作り」、悪く言えば「時代遅れ」というような枕詞が付きます。
これは農業への一般消費者の知識不足からくる言葉で、実際は有機農業の技術も進歩していて、なかなか馬鹿にできないハイテク技術になっています。
今回有機農業勉強会に参加してくれた学生ベンチャー「Ciamo」の研究はなかなか面白い。
Ciamoグループ|スタートアップ|ワサモンのまちづくり推進事業|熊本県の起業家育成
焼酎粕から分離した光合成細菌を農業に利用する事業を行っていました。
実際に収量や品質にどの程度影響するかはわかりませんが、今は大学の研究室が有機農業資材について研究して有望なものを販売するような時代なのです。
いつまでも
「農薬や化学肥料が無いと売れる作物はできない!」
なんて言ってるから、農家はメーカーやJA組織から搾取されてしまうのです。
これからは農業でも、情報弱者は生き残れない時代なのかもしれませんね。
【共謀罪】「一般人」てどう定義するの?
危うし、オタク
テロ等特措法、ついに強行採決にて可決してしまいましたね。
「監視社会になるのではないか?」
という野党の質疑に対して、
「一般の方々が捜査対象になることはない」
の一点張りの与党サイド。
「一般の方々」ねぇ・・・
そもそも何を指して「一般人」とするのでしょうか?
芸能人が芸能人以外の人と結婚した時に使われる
「お相手は一般人女性で・・・」
という言葉。
オタクがオタク以外の人のことを指して言う「パンピー(一般人)」という言葉。
このような言葉を集めていくと、一般人じゃない人の方が多くなるのではないでしょうか?
まあ、「こういう人をテロリストとして判断します」と公表してしまうとテロリストはそれを指標に穴をかいくぐってくるので意味がなくなるのでしょうが、
「許可なく危険物や毒劇物を所持することを禁ず」
「危険物、毒劇物を製造・譲渡する場合は届け出が必要」
とかするだけでいいんじゃないかな?
日本は銃社会でもないし、多くの国と違って陸伝いに簡単に武器やテロリストが入ってくることもない。
空港や港の取り締まりを強化するだけの法案でいいんじゃないかな?
そんなに自国民が信用できませんか?
この法案が危険か危険じゃないか議論する前に、そもそもこの法案がなんのために必要なのか。
まずはそれを僕たちバカな国民にもわかるように説明してください。
賢い政治家の皆さん。
【農業改革】農家はブルジョワ?農家出身者が農家のメリットをまとめてみた
補助金とマスコミが農家を不幸にしている
農業資材を売る仕事をしていると、必ずと言っていいほど農家さんに
「お前たちは高い給料を貰っていい暮らしができていいのう」
とのお言葉を頂きます。
先週なんて
「40〜50万ぐらい貰ってるんだろう?」
と具体的な数字まで頂きました。
敢えて言わせていただきましょう、もうすぐ三十路ですがその半分以下の給料でやりくりしております。
全員が全員ではないですし、面と向かっていう人はほんの少しですが、それでも年に2,3回は言われます。
もう慣れましたけどね。
こういう時は決まって笑顔で
「お陰様で儲けさせていただいております」
とか、
「僕ら現場のペーペーの給料なんてハナクソみたいなもんですわ〜」
と言ってお茶を濁すわけですが、内心は穏やかではありません。
そもそも、「農家が大変」という印象は手取り金が少ないという事に起因しています。
しかし農家にはお金に換算できない優れた面があるのも事実です。
実家が農家である僕が、サラリーマンと比較して農家でいることのメリットを挙げていきましょう。
- 定住できる
サラリーマンと違って会社の都合による転勤などがないため、急な異動に怯える事なく暮らせます。
住むところが落ち着くと生活も安定するので、結婚や出産、育児なども格段にやりやすくなります。
また農家の多くは世襲性で実家住まいか、実家が近くにある事が多いので家賃がかからなかったり、実家からの支援も受けやすいです。
さらに田舎は土地も安いので、都会と違って広々とした家に住むことができます。
2.生活費が安くすむ
農家は大抵田舎暮らしになるので、物価や家賃が安くなります。
また米や野菜農家なら自分が作っている物はわざわざ買わなくてすみますし、自分が作っていないものでも近所から分けて貰ったりして手に入ります。
礼儀としてお返しはした方がいいですが、ほとんどの場合見返りを求められたりしません。
3.自分のペースで仕事ができる
家畜や作物に合わせて生活しなければなりませんが、自分でそれを選べばある程度生活をコントロールできます。
夏場などは暑い日中に仕事をしないで12時から15時ごろまで昼寝をしたりしている農家がほとんどです。
近頃は企業でも「シエスタ」と言って昼寝を導入しているところもありますが、農家にとってはそんなものは当たり前です。
うちでも親父はよく昼間に寝に帰ってきてました。
農家の友達はいなかったので、子供心に
「うちのお父さんはちゃんと働いているのか?」
と不安になったものです。
4.嫌な上司に悩まされる事がない
これが一番大きいのではないでしょうか?
自分で仕事のペースをコントロールできることもそうなんですが、サラリーマンにとってストレスになることのほとんどが農家にとっては無関係になります。
サラリーマンのうつ病や自殺は聞いたことないけど、農家の自殺なんて聞いたことないでしょ?
農家になるとこんなにも良いところがありますし、サラリーマンから農家になった方はそれはそれは楽しそうに仕事をされています。
その方曰はく、
「稼ぎは減ったけど、サラリーマンだった頃より充実している。何より仕事が楽しい。」
とのこと。
にもかかわらず、なぜ政府やマスコミは「農家の手取りが少ない」と言い続けるのでしょうか?
「手取り向上」
を掲げていますが、そもそも農家の手取りが算出されたことがあったでしょうか?
農家の皆さん、政府やマスコミの
「あなたたちは不幸だ。だから政府が助けてあげる。」
という言葉を鵜呑みにしてしまっていませんか?
自分の幸福は自分で決めて下さい。
そこはサラリーマンでも農家でも、YouTuberでもお笑い芸人でも同じです。
自分で自分を不幸にするのはもうやめましょう。
【同期の扱いがマジでブラックな件】頼むからクビにしてあげてください
会社員生命なんてどうでもいい
就活生だった時には
「ブラック企業は怖いけど、まさか自分がそんな企業に入ったりしないだろう」
と心のどこかで考えていました。
しかし同期の扱われ方を見て、自分の会社がブラックなんだと気づいてしまいました。
ハッキリ言って仕事はできない
まず僕の同期についてなんですが、はっきり言って仕事はできません。
僕が言うのも何なんですが「ゆとり世代」ど真ん中といった感じで、仕事はできなくても権利はきっちり主張するタイプです(それが悪いかは別問題です)。
詳細は以下
年齢:20代後半(男)
社歴:3年(4年目に突入)
経験部署:4
最短配属期間:8ヶ月
入社3年で
東京→大阪→福岡→宮城
と3回にわたる転勤を命じられています。
もちろん、本人の希望は無視。
福岡にいたのは8ヶ月で、その転勤を命じられたのは宮城への配属の1週間前・・・
やべぇ・・・
改めて見てもひどい扱いです。
一緒に仕事をしている時は上司に書類の束でベシベシ頭を殴られていました。
学生の時からの彼女とはもう10年の付き合いですが、転勤が多すぎて結婚などとてもできません。
むしろよくもっている方だと感心します。
社内全体でもネタにされ、同期や先輩だけでなく後輩からもダメ社員のレッテルを張られています。
なぜ社内いじめが横行してしまうのか
こんな文章を書いていると、
「同期なんだから助けてやれよ!」
という声が聞こえてきそうですが、こちらもそんな余裕はありません。
おそらく上司、先輩も同じでしょう。
会社は仲良しこよしの場ではなく、利益を上げるための組織なのですから。
そもそもなぜ社内でいじめが起きるのかというと、
「会社がダメ社員をクビにできないから」
です。
僕の同期は人間的にはいいヤツなんですが、いかんせん仕事ができません。
たぶん向いていないんじゃないかと思います。
そんな適性の異なる仕事をさせられた結果、その人は確実にミスをしますし、最低限やらなければならない仕事も溜まっていきます。
その分のしわ寄せはどこに行くかというと、周囲の人間でカバーするしかありません。
それが組織というものなのです。
そういう人は早めに会社を辞めてもらうか、その人の仕事をカバーしている人と待遇に差をつけないと、周囲から不満が出ます。
しかし日本では一度会社に入ると、社員は徹底的に法律で守られるので簡単にクビにしたり給料を減らすことはできません。
会社は社員に「辞めていただく」しかないのです。
辞めてもらうために嫌がらせのような転勤命令を出して、暗に
「君はこの会社では必要ないよ」
と示すことになるのです。
会社が社員をクビにでき、社会全体が転職を当たり前とすることができればこのような悲劇はなくせるはずです。
まあ法律のことを言ってもどうしようもないので、あなたがこのような扱いを受けたら、会社や周囲の人間はあなたのことを
「この会社には向いていない人」
と判断している可能性大なので、鬱になる前に辞めることをお勧めします。
ちなみに僕はこの同期とは趣味も合うし、人間的には好きなので、もし彼が辞めたとしても友人としては付き合っていくでしょう。
会社を辞めたぐらいで崩れるような人間関係なら、所詮その程度だったということです。
人生は有限です。
限りある時間を実りあるものにするために、今のままで本当にいいのか考えてみましょう。
【有機農業】農薬の販売員が教える!無農薬でもできるお野菜まとめ
案外やればできるっぽい
これから農業を始めようとされている人の中には、
「無農薬(有機)でやりたい!」
という人がいるかと思います。
作る側、食べる側双方から一定の需要がある無農薬野菜。
勉強させてもらっている人吉球磨有機農業勉強会さんで見学させてもらって、無農薬でもきちんと収穫できていた野菜をまとめてみます。
1.たまねぎ
いろんな野菜で無農薬に挑戦してきた農家さん(有機農業歴25年)が言うには、たまねぎが最も簡単だったとのこと。
肥料を減らして無駄に太らせず、小さく締まった玉は病気になりにくく長期保存にも向いているのだとか。
肥料を減らす、または無くすことでたまねぎ特有の辛味が減り、水に晒さなくても生で食べられるようになります。
無農薬ではありませんが、特別栽培(肥料・農薬が基準値の半分以下)のたまねぎをサラダたまねぎとして売り出している地域もあります。
2.米
「人吉球磨有機農業勉強会」に参加している農家さんは全員無農薬でお米を作っています。
個人的には、お米はもう無農薬で作る時代が来たんじゃないかと思っています。
除草剤無しで雑草が生えない土づくりがほぼ確立されているので、手取り除草などもしていません。
詳しくは人吉球磨有機農業勉強会さんのHPを見てね。
https://www.facebook.com/yuki.hity90/?fref=ts
3.ベビーリーフ
栽培期間の短い葉物野菜は害虫などにやられる前に逃げ切れるようです。
逆にトマトなどの果実野菜は栽培期間が長く、植物体に負担がかかる収穫期間も長いため病気などが入りやすくなり、難易度がかなり高まります。
4.オクラ
無農薬栽培でなくても、オクラは
「誰が作っても大概取れる」
と言われるほど、栽培が容易な作物です。
実際に無肥料無農薬で栽培されている農家さんにもお邪魔したことがありますが、立派なオクラが成っており収量も一般的な栽培と大差ないとのことでした。
5.もやし
以前の記事でも書きましたが、もやしなどのスプラウト系の野菜も栽培期間が短く病害虫にやられにくい野菜です。
というかもやしなんてニュースになるほど売値が安いので、農薬なんて使ってしまうと大赤字になるんだとか。
農薬は少なくとも開発に10年・10億円の経費が掛かるので、進次郎がどう頑張っても大して安くはならないのです。
パッと思いつくところで5つほど挙げてみましたが、これから僕が勉強を進めていけばもっと紹介できる作物が増えてくるかと思います。
実際、木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」とかもありますし。
トマトや大豆、大麦、ジャガイモなども無農薬で栽培されている方もいるにはいらっしゃるんですが、件数が少ないのと収量が極端に落ちるので「農業」としてやっていくのは難しいと感じています。
個人的には無農薬と無肥料(または減肥料)はセットだと思っています。
人間と同じで作物も太りすぎると病気になってしまうようです。
肥料を減らすと収量は落ちることが多いですが、「無農薬」という付加価値と肥料・農薬代を削減できた分で一般的な栽培と同等かそれ以上の収入を得ている農家さんもいます。
無農薬栽培で農業ドリームも夢ではないかもしれません。
【迷った時はコレ!】食品を選ぶ時に一番大事なこと
「おいしさ」大事にしてますか?
お昼に食べたセブ○イレブンの回鍋肉弁当がびっくりするぐらいマズかったので書いています。
回鍋肉の濃い味のタレでも誤魔化しきれないぐらい、キャベツのエグ味が凄かったのです。
農業界人としては、
「肥料過多で硝酸態窒素濃度がとんでもなく高くなってしまったんだろうな…」
と考えるんですが、あなたはこういう食品に出会った時にどうしていますか?
昨今は機能性食品だとかセール価格だとか近くて便利だとか、ものを売る側はあの手この手で「付加価値」をつけて売ろうとしています。
もはや言ったもん勝ちの世界です。
色々と見解は分かれると思うのですが、毎日欠かせない「食」に関してはやっぱり
「おいしい」
という感覚を大切にしてほしいです。
機能性だとか特殊な製法が悪いというわけではありませんが、こういう「言葉」はいくらでも嘘や誤魔化しが効きます。
しかし、おいしいという「感覚」は自分だけの ものです。
他の人がおいしいと言っているものが自分はそう感じないかもしれません。
逆も然りです。
でも、だからこそ自分が感じる「おいしい」は誰かに誤魔化されたりする事はありません。
いろんな「付加価値」がつけられて、もはや何が正解かわからなくなってしまいそうですが、そういう時こそ
「おいしさ」
という、食べ物としての本質的価値を見つめ直すことができれば、何を食べて何を食べなければいいか自ずと見えてくるでしょう。
ヒーローの秘密結社?!UFOや古代文明を話題にした怪しい講演会に参加してきた
UFOはまだ信じられないが
先日、UFOとか霊的なものの存在を信じる人たちのいかにも怪しげでオカルチックな会合に参加してきました。
こういう会合は、主催者の自己満足か怪しい商品を売りつけられるか、はたまたびっくりするぐらい高額な参加費を徴収されるかのいずれかだと思っていました。
しかし、この講演会では参加費は3000円。
主催者の自慢話もなし。
怪しい商品も一切売りつけられず(3回目の参加だがいまだに幸せのツボが出てくる気配なし)。
会合の詳しい内容は伏せますが、正直言って
「こんな講演会を開いて主催者に何の得があるんだろう?」
という状態。
さらにいうと、講演会の中身が中身なだけに活動を公にしてしまうとご近所や職場から白い目で見られてしまう。
なんでそのような活動をするのか?
彼らがいうには
「地球・人類の未来のため(ざっくり)」
なんだとか。
公表はできないけど、ある人は危険を冒してまで活動しているとのことで、僕からすると全く行動原理が理解できなかった。
だって活動範囲が冬の北海道から夏の沖縄ですよ?
普段は普通に仕事してるんですよ?
パッと見、フツーのおっつぁんおばつぁんなんですよ?
正直僕はUFOや霊的な感性が全くゼロの無能力者なので、スピリチュアルな能力に選ばれてしまった人たちの使命感みたいなのは全く分かりません。
彼らの活動が正しいのかトンチンカンなのかは僕には判断できません。
お金のためでもなく、名誉のためでもなく、自分の生活を犠牲にしてまで他人からは理解できないような活動に使命感を持って従事する。
よくわかりませんが、そこには「情熱」や「正義」といった崇高な何かがあるような気がしました。
誰かと殴り合ったりはしないけど、彼らのような存在をヒーローと呼ぶのでしょう。
ヒーローたちのブログです。
正直、とっても怪しいですw