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【有機農業】農薬の販売員が教える!無農薬でもできるお野菜まとめ

案外やればできるっぽい

 

これから農業を始めようとされている人の中には、

「無農薬(有機)でやりたい!」

という人がいるかと思います。

 

作る側、食べる側双方から一定の需要がある無農薬野菜。

 

勉強させてもらっている人吉球磨有機農業勉強会さんで見学させてもらって、無農薬でもきちんと収穫できていた野菜をまとめてみます。

 

1.たまねぎ

いろんな野菜で無農薬に挑戦してきた農家さん(有機農業歴25年)が言うには、たまねぎが最も簡単だったとのこと。

 

肥料を減らして無駄に太らせず、小さく締まった玉は病気になりにくく長期保存にも向いているのだとか。

 

肥料を減らす、または無くすことでたまねぎ特有の辛味が減り、水に晒さなくても生で食べられるようになります。

 

無農薬ではありませんが、特別栽培(肥料・農薬が基準値の半分以下)のたまねぎをサラダたまねぎとして売り出している地域もあります。

JAあしきた-あしきたの農産物-サラたまちゃん

 

2.米

「人吉球磨有機農業勉強会」に参加している農家さんは全員無農薬でお米を作っています。

 

個人的には、お米はもう無農薬で作る時代が来たんじゃないかと思っています。

 

除草剤無しで雑草が生えない土づくりがほぼ確立されているので、手取り除草などもしていません。

 

詳しくは人吉球磨有機農業勉強会さんのHPを見てね。

https://www.facebook.com/yuki.hity90/?fref=ts

 

3.ベビーリー

栽培期間の短い葉物野菜は害虫などにやられる前に逃げ切れるようです。

 

逆にトマトなどの果実野菜は栽培期間が長く、植物体に負担がかかる収穫期間も長いため病気などが入りやすくなり、難易度がかなり高まります。

 

4.オクラ

無農薬栽培でなくても、オクラは

「誰が作っても大概取れる」

と言われるほど、栽培が容易な作物です。

 

実際に無肥料無農薬で栽培されている農家さんにもお邪魔したことがありますが、立派なオクラが成っており収量も一般的な栽培と大差ないとのことでした。

 

5.もやし

以前の記事でも書きましたが、もやしなどのスプラウト系の野菜も栽培期間が短く病害虫にやられにくい野菜です。

 

otonachallenge.hatenablog.com

 

というかもやしなんてニュースになるほど売値が安いので、農薬なんて使ってしまうと大赤字になるんだとか。

 

農薬は少なくとも開発に10年・10億円の経費が掛かるので、進次郎がどう頑張っても大して安くはならないのです。

 

 

 

パッと思いつくところで5つほど挙げてみましたが、これから僕が勉強を進めていけばもっと紹介できる作物が増えてくるかと思います。

 

実際、木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」とかもありますし。

 

トマトや大豆、大麦、ジャガイモなども無農薬で栽培されている方もいるにはいらっしゃるんですが、件数が少ないのと収量が極端に落ちるので「農業」としてやっていくのは難しいと感じています。

 

個人的には無農薬と無肥料(または減肥料)はセットだと思っています。

 

人間と同じで作物も太りすぎると病気になってしまうようです。

 

肥料を減らすと収量は落ちることが多いですが、「無農薬」という付加価値と肥料・農薬代を削減できた分で一般的な栽培と同等かそれ以上の収入を得ている農家さんもいます。

 

無農薬栽培で農業ドリームも夢ではないかもしれません。