敗者を嗤う事と勝者を讃える事は別
真の成功と失敗
成功者を讃えることが素晴らしい事だというのは、間違いありません。
しかし、成功を劇的にするために失敗を必要以上に貶めるようになってしまったのが現代日本。
多くの人が失敗を恐れ、敗者を嗤うような社会になっているように感じます。
この傾向は、エリートと呼ばれる層に特に強く表れています。
彼らは与えられた問題で満点を取ることを至上命題として教育されてきたため、失敗の経験が少ないのです。
そのため、失敗した時の対処法などが身についておらず、失敗を恐れ、挑戦することなく、確実にできることにしか手を出さなくなります。
そうなるとさらに失敗の経験に乏しくなり、より一層失敗を恐れるようになるという循環に陥ってしまいます。
他人の失敗にも厳しいです。
やったことのない事、できるかどうかわからないことを成功させることは素晴らしいです。
しかし天才でない限り、初めてやったことがうまくいくことの方が稀です。
失敗することの方が普通なのです。
だからこそ成功に価値があるのです。
「失敗とは挑戦と遠いところにいるもの」
ジョジョ7部、スティーブンスティールの言葉です。
やはり、ジョジョは人生の教科書です。
名言通りに行動できる人が、成功者になれるのかもしれません。