若者に農業の未来を託すのは重いので、まずは農業で若者を救う方法を考えてみる
ゆとり世代について考えた時に思ったんですが、基本的に体制側からの押し付けが酷いと思う。
ゆとり世代に叱られ方を教えるのは、それはそれで意味があるのかもしれないけれど、それと同じくらい先輩や上司の側にもゆとり世代の「叱り方」を教える必要があるんじゃない?
お互い歩み寄らないと。
なんで叱る側が全面的に正しいって前提なんだよ。
まあ、ゆとり世代についてはまた別の機会に吠えるとします。
国内就業者の平均年齢が66歳を越えて、65歳以上の割合が63%オーバーの農業政策についても同じことが言えて、「若者に託す」っていう姿勢が丸見えなんだよ。
ていうか、まんま言っちゃってるし。
農業側からの視点でしかないんだよ。
そりゃ、時間が無いのはわかるよ?
このままいけば後15年もすれば日本の農業者の半分以上が80歳越えちゃうわけだから。
基本1年で1サイクルの農業は、他の業種と比べて成長する速度が遅くなる。
これはもうしょうがない。
季節のものだから。
若者がものになるにはそれはそれは時間がかかるでしょう。
でも、それで焦って若者を取り込もうと躍起になっても来ないよ、若者。
農業のために若者を呼び込むんじゃなくて、若者に対して農業が何ができるかを考えた方が遠回りなようで実は近道になるんじゃない?
「ホームレス農園」を読んで、色々考えたらそういう結論に至った。
ホームレス農園: 命をつなぐ「農」を作る! 若き女性起業家の挑戦
課題はいっぱいあるんだろうけど。
今の戦略がだめなのはもうわかってるんだから、そろそろ次の戦略を考えないといけないんじゃない?
もう遅いくらいだよ。