【災害対策】配給食は〇〇ばかり?避難生活中にあると便利&意外とNGな非常食
非常時こそ食事を大切に
同じ食べ物は心と体を蝕む
ここのところ災害続きで鬱陶しいですね。
災害時に避難生活を経験された方はわかるかと思うんですが、避難生活ってものすごくストレスが溜まるんです。
人は多いし、プライベートな空間は無いし、何より今後どうなるか不安だし…
そんな中避難食がずーっと同じものばかりだとどうでしょうか?
たとえお腹いっぱい食べられたとしてもストレスが溜まりますよね?
僕自身、熊本地震の時に避難生活を経験したんですが、実は避難生活時に配給される食べ物ってずーっと
パン
ばっかりなんです。
味気のないロールパン。
しかも避難民が多いと毎食きちんと振舞われるわけでもないし。
まあ輸送、保存性、コストを考えると、軽くて腐りにくく、安いものに限定されてしまうのでしょうがないっちゃしょうがないんですが。
避難生活時に欲しくなるもの
そんな中、食べたくなるのが
しょっぱいもの
なんです。
僕は避難時には甘いものはほとんど欲しいとは思いませんでしたが、塩気があるものを取らないとなんだか物足りない気がしました。
おそらく身体の構造的に、主食の炭水化物(パン)で糖質は足りるんでしょうね。
しかしミネラルである塩分はただのロールパンには含まれていませんし、身体の構造上必要になるのは間違いありません。
アルファ米が話題になった事もありました。
常温の水でお米が食べられますので確かに便利なのですが、水が貴重で確保も難しい状況では食べづらいという弱点もあります。
簡単に食べられて、安く、塩分補給もできる非常食はやっぱり
缶詰
でした。
缶詰は鯖や焼き鳥、カレーなどバリエーションも豊富で、避難生活がよほど長期化しない限り飽きる事もありません。
特におすすめなのが「焼き鳥」で、今ではかなりのバリエーションがあります。
こんなに種類があるなんて知らなかった…!
これだけあれば大変な避難生活もちょっと楽しくなりそうです。
意外とNGな非常食
逆に「非常食」というイメージがあっても、役に立たない物があります。
それは
カップ麺
です。
日持ちはするし軽いので、ザ・非常食!って感じはするかもしれませんが、貴重な水を結構な量消費しますし、何より熱源が無いとお湯が沸かせません。
水が確保できて、お湯が沸かせるまで避難生活が安定しないと役に立ちません。
バリエーションもあって美味しいですし、何より身体を温められるんですけどね。
個人で確保するには不向きな非常食です。
たかが「非常食」ではない
いかがでしたでしょうか?
普段生活していると、避難生活を想像しづらく
「水さえあれば2日ぐらいはなんとかなる」
と考える人もいらっしゃるかもしれません。
しかしそれはあくまでも最低限の話で、心身が衰弱してくるような避難生活では食べ物が違うだけで気の持ちようが全くちがってきます。
また、スマホの電源も節約しなければならないような状況では、食べ物が唯一の息抜きであると言っても過言ではありません。
自然災害が多い今日この頃、一度非常食について考えてみてはいかがでしょうか?