ミノリガタリ

1億円貯めて自給自足生活を目指すオッサンの闘いの記録

農語り

【家庭菜園】100均で準備完了!簡単ガーリックスプラウトの作り方

水だけで簡単エコ栽培♪ 寒い冬は畑どころか、ベランダまで出るのも面倒ですよね? 僕もしばらくベランダ菜園の世話を放置しております… そんなズボラな僕やあなたでもできるのが、室内での水耕栽培。 以前の豆苗に引き続き、水だけで簡単に栽培できるニンニ…

【マクロビオティック】おいしさと健康の両立!玄米ご飯のおいしい炊き方【入門編】

玄米が苦手な人の入門編 健康のために玄米や五穀米を食べる選ぶ人が増えてきていますよね。 かく言う僕もその1人で、以前は玄米食で過ごしていました。 しかし、玄米ってあんまりおいしくない…! 不味い訳ではないんですが、白米に慣れてしまうとやっぱり「…

無農薬栽培のために農薬を使う?!〜これからの有機農業のススメ〜

完璧主義は成功しない 皆さんは無農薬で1番作りやすい作物は何かご存知ですか? 日本人の主食であるお米。 これが無農薬で作りやすい物の部類に入ってくると言われています。 先日、縁があってJA東とくしまで有機米の指導をされている西田聖さんの講演を聞か…

【農業を始める前に】サラリーマンで稼ぎながら準備しよう!「週末農業」って知ってる?

本気で農業したいなら準備が超大事! 銀行に勤めている友人がこんな事を言っていました。 「新規就農する人にお金を貸すと大体返ってこない」 聞けばスローライフや有機野菜に憧れて農業を始めても、準備不足からか生活の目処も立たず借りたお金も返せずにサ…

【農協改革】実は最先端?JA農業協同組合のビジネスモデル

全てが悪なのか 以前の記事、 【政治団体全農】自民党はもう全農は要らない? - ミノリガタリ でも触れましたが、農協、全農、JAと聞くと何かと悪いイメージが付きまとうようになりました。 確かに悪い面もあるのですが、こと農業ビジネスにおいては非常に優…

【就農で失敗する前に】なぜ日本は有機栽培をやめてしまったのか

「自然」とは何なのか 近年、健康志向や環境への配慮から「自然食」とか「自然栽培」と言った言葉をよく聞かれるかと思います。 自然栽培や有機栽培と聞くと農薬や化学肥料を使っていない、安心安全な食べ物というイメージがあります。 一方で「国産」という…

【家庭菜園】初心者にオススメ!地味だけど簡単で美味しい里芋の無農薬栽培のポイント

地味だけど! どうしても煮物のイメージが強くて年寄りくさいイメージがある里芋ですが、ポテトサラダやコロッケ、アヒージョなど実はお洒落な食べ方もできるんです! 料理法とかはクックパッドでもみていただいて、僕からはベランダでできる里芋の無農薬プ…

【家庭菜園】「マメ科植物は肥料いらず」は本当か?完全無肥料で枝豆を育てた結果

マジならスーパー作物 マメ科植物の根には根粒菌という菌が共生し、植物の生育に欠かせない窒素を空気中から取り込んでくれるので、窒素肥料は少なめでいい。 というのが、現代農業の常識でした。 超絶ケチで、超絶ズボラな僕がこんな事を聞けば、 「じゃあ…

「無農薬」栽培は農薬に依存している!?

敵を作ることがビジネスになる 保険、医薬品、ダイエット技術、アンチエイジング、最近だとドライブレコーダー… これらに共通しているのは、特定の「敵」を設定してそれに対する恐怖を遠ざけることを標榜しているところ。 将来への不安、病気に対する不安、…

安全?危険?小説で農薬を知ろう

業界人が「ホントそれ」と思ってしまう1冊 黙示 (新潮文庫) 農協や農家など農業の現場を取り巻く状況、農薬や種子メーカーの思惑、反農薬論者の言い分など、業界人が思わず唸ってしまうほど日本農業の現状に切り込んでいます。 農薬論者も無農薬論者も、本当…

農薬・無農薬の議論で消耗する人たち

なんで間を取れないんだよ・・・ 先日参加できた有機農業の勉強会で、米だけじゃなく大豆も完全無農薬無肥料でできるという現実を知りました。 https://www.facebook.com/yuki.hity90/ そして有機栽培の方が農薬を使った場合よりも害虫発生が少ないという現…

こんなこと書いても大丈夫?キャノングローバル戦略研究所が今の農政に言いたい放題w

同業者なら絶対言えない・・・! キヤノングローバル戦略研究所(CIGS) 「農業には農家以外からの就農を拒んでいる制度がある。」 農業に関係した仕事をしているのにこれは知らんかった。 詳しくは下の記事に記されていますが、報道などでは出てこない「農地…

【無農薬栽培=時代遅れ?】実は進んでいる有機栽培技術

「常識」の方が時代遅れ 6月も行ってきましたよ、「人吉球磨有機農業勉強会」。 人吉球磨有機農業勉強会HP↓ https://www.facebook.com/yuki.hity90/ 「有機農業」や「無農薬栽培」と聞くと、よく言えば「昔ながら」とか「手作り」、悪く言えば「時代遅れ」と…

【農業改革】農家はブルジョワ?農家出身者が農家のメリットをまとめてみた

補助金とマスコミが農家を不幸にしている 農業資材を売る仕事をしていると、必ずと言っていいほど農家さんに 「お前たちは高い給料を貰っていい暮らしができていいのう」 とのお言葉を頂きます。 先週なんて 「40〜50万ぐらい貰ってるんだろう?」 と具体的…

【有機農業】農薬の販売員が教える!無農薬でもできるお野菜まとめ

案外やればできるっぽい これから農業を始めようとされている人の中には、 「無農薬(有機)でやりたい!」 という人がいるかと思います。 作る側、食べる側双方から一定の需要がある無農薬野菜。 勉強させてもらっている人吉球磨有機農業勉強会さんで見学させ…

【迷った時はコレ!】食品を選ぶ時に一番大事なこと

「おいしさ」大事にしてますか? お昼に食べたセブ○イレブンの回鍋肉弁当がびっくりするぐらいマズかったので書いています。 回鍋肉の濃い味のタレでも誤魔化しきれないぐらい、キャベツのエグ味が凄かったのです。 農業界人としては、 「肥料過多で硝酸態窒…

【有機農家になりたい人必見】お米って無農薬でもできるんです!

無農薬・無化学肥料でもできるんです www.facebook.com 知り合いのつてで参加させてもらっている、熊本県人吉・球磨地域の有機農業について勉強しよう!という方々のサークルです。 主催は実際に有機農業をして生計を立てていらっしゃる農家さん数名です。 …

【手軽に始める水耕栽培】そら豆の豆苗の再生栽培が終わるまでの40日間

豆の実力・・・! 2月中頃より室内にて完全無農薬・無肥料で再生栽培していた「そら豆の豆苗」が先日天寿を全うしました。 一人暮らしのサラリーマンの食卓と部屋に鮮やかな緑を添えてくれた豆苗に感謝しております。 そのままでも、 ステーキ丼の下敷きに、…

【週刊ダイアモンド続報・その2】産地偽装疑惑の「京山」はJAグループから切られてしまうのか?

これで騙される人っているの? 2月上旬に週刊ダイアモンドで取り上げられた、JAグループ京都の米卸業者「京山」による、お米の産地偽装疑惑。 あれからどうなったのでしょうか? 以前取り上げた続報・その1はこちら↓ otonachallenge.hatenablog.com 4/2現在…

【政治団体全農】自民党はもう全農は要らない?

昔はヨイショ、今は叩けば票が出る なぜ今全農改革、JA改革が推し進められているのか? なぜ「今」なのか? それは小泉進次郎氏が超やり手だからでも、今のJAのあり方が時代にそぐわなくなってきたからでもありません。 単に全農に「政治的な力」がなくなっ…

農薬の臭いが蜂に影響?マルハナバチの嗅覚がスゴイ

農薬でハチが行動不能に? 先日、こんな記事が発表されました。 www.afpbb.com 要約すると、マルハナバチは足の臭いを餌場に付けておくことによって、巣の他の個体が餌場を見つけることができるというもの。 マルハナバチは多くのハウス栽培で、作物の受粉の…

そら豆の豆苗再生栽培~癒し編~

疲れた社会人のオアシス的存在 今日は帰ってから日課となった豆苗の水替えをした後、1時間ぐらいずーっと豆苗を眺めていました。 途中、 「あー、俺疲れてんのかなぁ」 とか思いましたが、殺風景な部屋の緑の一画から目を離すことができませんでした。 1時間…

玄米豆乳ヨーグルトの失敗と成功の見分け方

失敗すると固まらない 玄米豆乳ヨーグルトを作り続けて早1年。 失敗と成功を繰り返して、ようやく安定生産にこぎ着けました。 成功したか失敗したか見分ける、一番簡単なポイントは固まったか固まらないか。 通常は3~5日ぐらいすると上の写真のように容器を…

農薬業界人がつくウソ

合コン編 職業に貴賤は無いと言いますが、やはり一般的には立派と思われる職業とそうでない職業があるようです。 合コンなどの職場以外の人と初めて会う時、名前の次ぐらいによく聞かれるのは出身地か職業。 僕も就職したての時には、馬鹿正直に「農薬の販売…

【週刊ダイアモンド続報】JAグループ京都のお米はどうなったの?

泥仕合の様相 先日業界を賑わせたJAグループ京都の関連卸業者「京山」の偽装米事件。 あれから結局どうなったのでしょうか? 一時はかなりつながりにくい状態だった京山のHP www.kyozan.co.jp ここでは2月28日現在、一連の事件についての対応が第七報まで報…

簡単節約栽培!「そら豆の豆苗」を食べて栽培してもう一回食べてみた

思ってたのより3倍簡単 先日、「そら豆の豆苗」なるものを購入。 ポリフェノールがいっぱいらしいけどそんなことは置いといて、豆苗は食べた後に根を水に浸しておくと再生してもう一回収穫できるらしい・・・! www.murakamifarm.com いわゆる水耕栽培という…

農薬をめぐるグレーゾーン~危険とも安全とも言えない部分~

「心から安全と言い切れますか?」 農薬業界で社畜として働く僕に投げかけられたお客さんからの質問。 具体的には、 「前日に農薬を使用した野菜を自分の子供に与えられますか?」 だった。 僕は結婚もしてなければ、子供もいない。 でも、質問に 「農薬は国…

さすが週刊ダイアモンド!農業・農協に対しても真摯だわ

JA=悪だけじゃない ネットニュースでJAグループ京都の関連会社「京山」の偽装米の記事が紹介されていたので、思わず買ってしまいました。 偽装米に関しては、「やっちゃたなー」って感じなんですが、ダイアモンドはただ農業やJAの暗い部分だけを叩いてるんじ…

消費者にとっては◎?農薬の使用制限は年々厳しくなっている!

ある意味農家泣かせ・・・ 実は3年前(2014年)から農薬の残留基準に新たな項目が追加され、使用基準がさらに厳しくなっているのです。 新基準の名は 「ARfD(Acute Reference Dose)」 日本語にすると急性参照容量。 これは 「短期間(24時間以内)に摂取して…

国産=安全で、外国産=危険?いつまで昭和脳なの?

そんな話は今は昔・・・ 皆さんの幻想を打ち砕きます。泣かないでね? 安全安心とされている有機農業。 日本国内での面積は2011年時点でわずか9,000ha。 割合にして、わずか0.2%。 有機農業面積世界1位のオーストラリアは396,620,000ha。 全体の4.35%。 有…